マウスピースでおかしくなった噛み合わせ。削って治すべきか
アントン さん 男性
2018-04-10 16:53:53
初めて相談します。
長文ですが、よろしくお願いします。


1年半程前、上下左右1~4番に楔状欠損があったため、A歯科でマウスピース(保険で作る5000円程度のもの)を作成してもらいました。
ハードタイプ、厚さが均一、上の歯にはめるもので、特に下の歯との噛み合わせの調整などはしてくれませんでした。

使用し始めは、はめると、歯にかなりの痛みがあったのですが、しばらくしたら慣れるとのことで、実際、数週間ほどしたら痛みはなくなりました。


しかし、就寝中にマウスピースをはめて朝に取り外すと、噛み合わせがずれており、食事中は、奥歯が全く触れずに前歯だけがガツガツ当たってしまう状態になりました。
また、就寝中にマウスピースの上から噛みしめているのか、下の前歯に少し痛みがありました。

下顎の軌道が前にずれたのだと思ったのですが、担当医に相談したところ、マウスピースで歯が移動するはずがない、噛み合わせがおかしくなることはない、との回答でした。


このままでは困るので、今度は、下の歯にはめるタイプのマウスピースを作成してもらい、上下にマウスピースを付けて就寝するようにしました。

すると今度は、噛み合わせが、前歯は全く当たらずに奥歯だけが当たるように変化しました。
自分としては、下顎の軌道が後ろにずれたように思います。

ただ、前歯だけが強く当たっていたときに比べれば、噛みやすさはマシだったので、その状態で1年ほど過ごしました。

その後、子供の頃の虫歯の二次カリウスが原因で、左下6番の神経がダメになり、別のB歯科(自由診療のみで、根管治療が得意とのこと)に通うようになり、根管治療は完了し、仮歯の状態です。



B歯科で、デンタルドッグなるものを受け、噛み合わせがおかしい、との結果になり、仮歯を本歯にする前に、まずは噛み合わせを治すべきだとの話になりました。

噛み合わせが不安定(あちこち変わるということらしい)なので、まずは、下の歯用のマウスピースを作成し、噛み合わせが安定したら、その状態で、歯を削って、上下の歯が合うように形作る、とのことでした。

今度のマウスピースは、自由診療のもので、5~6回ほどマウスピースを削って微調整し、かなり丁寧に作ってもらいました。
そのため、マウスピースをしている状態では、うまくかみ合っている状態です。


ただ、マウスピースを取り外すと全く噛み合わせが合っていない状態で、このマウスピースを使うようになって、下顎が少し右にずれたようで、特に意識せずに上下の歯を合わせようとすると、左上下7番の歯のみが接触する状態になりました。

この状態で過ごしていたところ、左上7番の歯が少しだけ欠けてしまいました。


B歯科の担当医によると、このマウスピースを付けることによって、自然な、顎に負荷がかからない位置に噛み合わせがずれてきたということなので、これは良いことだ、とのことでした。

噛み合わせが安定してきたとの判断で、今度は、歯を削って篏合調整をする段階に来ています。
ただ、大きく噛み合わせがずれているため、削るとなると、かなりの本数のかなりの部分を削るため、象牙質まで達してしまい、その部分は詰め物などで保護する形になるだろう、とのことです。


現在の噛み合わせは、食事の際は、奥歯は触れることはできるのですが、噛み合っていないので、食べ物をすりつぶすことはできない状態です。ただ、ものすごく不便というほどではありません。

また、現在は、上記の仮歯と楔状欠損の治療部以外は、詰め物、被せ物はない状態です。



そこで、ご相談なのですが、今回のような場合、「歯を削って噛み合わせを調整」はするべきでしょうか。

削った場合のリスクとしては、

・今まで削ったことのない健康な歯を削って詰め物などをするため、詰め物の下で気づかないうちに虫歯になるリスクが増す。

・歯を削っての噛み合わせの調整自体が、かなり難しいものなので、今よりも噛み合わせの違和感が大きくなる可能性がある。


削らない場合のリスクとしては、

・強く当たっている歯が、破折や歯周病のリスクが増す。

・今後も、噛み合わせが合っていない状態で生活していく。

といったところでしょうか。


B歯科の担当医に、元々噛み合わせは違和感なく、保険のマウスピースを使って噛み合わせがずれたのだから、削らずに、マウスピースの形の調整で元に戻せないのか、と相談しましたが、歯の模型を作ったところ、長期間のマウスピースの使用で歯そのものが移動してしまったためか、削らないと上下の歯が合う位置が存在しない状態になっているそうです。

なお、楔状欠損については、歯チャンネルでTCHについて勉強させていただき、自分なりに気を付けたためか、最近は進行していない状態です。
(前歯が触れなくなったために進行していないだけの可能性もありますが)


自分の歯の寿命をなるべく長くすることを第一に考えた場合、削る・削らない、どちらを選ぶべきでしょうか。


ご意見よろしくお願いします。
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。

ご相談ありがとうございます。

>削る・削らない どちらを選ぶべきでしょうか。

検査・診断によります。


>咬み合わせが変わった原因については、マウスピースを変える度に、咬み合わせが変化していますので、それが原因と考えるのが、自然かと思っています。

それが自然です。


>マウスピースで歯が移動するはずがない、噛み合わせがおかしくなることはない、との回答でした。

学問的には、その全く逆の結論が出ています。
約50年前のことで、今も同じです。


>(マウスピースを使用し始めるまでは、咬み合わせで困ることはありませんでした。)

ご自身でもそれが確認できているようです。


>もし矯正治療を行えば、削らずに、かつ、確実に噛み合わせが治るのなら、やってみたいとも思うのですが、そのようなことはないでしょうし。

正解です。

見た目を治す矯正治療だけでは、見た目ではわからない咬合の改善は、ふつう全くできません。
咬合の改善を補綴学的に行うにあたって、矯正治療の応援を必要とすることはあります。
あくまでもその場合は、矯正治療は全体のごく一部分となります。

ふつうの矯正治療だけでは、咬合検査などしないことからもそれがはっきりと分かります。
むしろ、咬合についてはとんでも無い、とても危険なことになるのは定説です。

今回、治療を受けて悪化したように、矯正治療でさらに奈落の底に落ちることは避けたいところです。
2018-02-26 08:04:59

この相談の詳細情報
このページは歯チャンネル提供のリンク機能を使用して、原文より一部抜粋したものです。
全ての質問文と回答を見る際は、原文をお読みください。
原文を見る マウスピースでおかしくなった噛み合わせ。削って治すべきか
メインカテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)<571>
噛み合わせ(咬合)<208>
サブカテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他<139>
噛み合わせ(咬合)治療<64>
噛み合わせに関するトラブル<140>
       
歯科相談 メインカテゴリ一覧
歯医者さんの探し方<38>
抜歯(抜けた・抜く予定)<1036>
歯の異常・トラブル<607>
歯の痛み<740>
知覚過敏<37>
虫歯(むし歯)<789>
歯の根っこの病気・異常<265>
根管治療(神経・根の治療)<690>
歯茎(歯ぐき)の病気・異常<510>
歯茎(歯ぐき)の痛み<95>
歯周病(歯槽膿漏)<447>
歯列矯正(矯正歯科)<571>
歯並び(歯ならび)<334>
噛み合わせ(咬合)<208>
歯軋り(歯ぎしり)<61>
顎関節症<36>
審美歯科・美容歯科<165>
歯のホワイトニング<65>
口臭<26>
親知らず(親不知)<322>
上顎洞炎(蓄膿症)<23>
小児歯科・子供の歯<95>
妊娠〜出産〜授乳<66>
歯磨き(プラークコントロール)<203>
舌、粘膜、唇の病気・異常<106>
アレルギー(過敏症)<35>
麻酔<106>
薬剤<54>
レントゲン・CT<59>
歯科恐怖症<81>
治療費・費用<157>
医療ミス・裁判・不信感<422>
詰め物、インレー<347>
クラウン(差し歯・被せ物)<827>
支台築造(歯の土台)<84>
インプラント<697>
ブリッジ<448>
部分入れ歯(部分義歯)<231>
総入れ歯(総義歯)<59>
衛生士・技工士・歯科助手<107>
専門的な質問<389>
歯科と全身疾患<106>
海外<284>
その他<1362>