歯科医院の受診の仕方
いりこ さん 女性
2018-02-10 08:22:15
最近、受診する歯科医を選ぶ事にすごく悩んでいます。

歯科医院は一般歯科を標榜していても、口腔外科、矯正、小児歯科、歯周病など得意分野があると思います。

患者側としましては専門性の高い医院で治療を受けたいと思うのですが、歯が痛い=虫歯ではないこともあります。

虫歯であっても、少し削って治る虫歯と根管治療を必要とする虫歯もあると思います。
実は歯周病だったとか。

ですが、歯が痛くなり、かかりつけ医で診てもらって、虫歯ですと言われ、治療内容を聞いて根管治療になりそうなら、そこから歯内療法を得意とする歯科医院を受診するのとも言いにくく、失礼に当たるのではないか、かかりつけ医との信頼関係が崩れるのではないか・・と思ってしまいます。

なのでしばらく通ってなかなか良くならなければ転院するのも手なのかとも思うのですが、だったら最初から得意とする歯科医院に行った方がいいのでは?と最近迷っています。

最近、かかりつけ医(一般歯科を標榜)で抜歯を行いました。
不幸なことにドライソケットになってしまいました。

小さい(軽い)との事でしたが、ドライソケットの処置をしていただきましたが、治療後の激痛と翌日になっても痛みが取れないので、ネットで探して一般歯科と口腔外科を標榜している別の口腔外科を受診いたしました。

そちらでは、立派なドライソケットですと言われ、かかりつけ医とは違った処置をしてくださいました。
処置中と処置後は痛みはありましたが、2時間もするとずいぶん楽になり、軽い痛みは残っていますが鎮痛剤を飲むほどではなくなりました。

こういった事があり、治療内容や状態にによって歯科医院を変える方がいいのか?
ただそうすれば、かかりつけ医がなくなってしまうのではないか?
継続した経過が見れずよくないのか?
かかりつけ医を信頼していないわけではありません。
ただ専門性の高い医院で治療を受けたいと思うのは患者側の勝手な言い分でしょうか?

このような受診のしかたはよくないのでしょうか?

患者に治療内容を説明して、じゃあそっちの専門医に転院しますと言われたら気分悪いですか?
悪いですよね?
はぁなんじゃそれ!ってなりますよね・・。
その先生のキャラクターにもよるかもしれませんが・・。
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。

ご相談ありがとうございます。

>このような受診のしかたはよくないのでしょうか?

お悩みの点はごく自然のことと思います。


>歯が痛い=虫歯ではないこともあります。

その通りです。
原因はいくつもあります。

歯が痛いから歯を削る、抜髄する、いう思い込みは極めて危険です。
診察、検査、診断、インフオームド・コンセント、治療の流れを実践しましょう。


>治療内容や状態にによって歯科医院を変える方がいいのか?

場合によっては専門性が異なるので、別の歯科医師あるいは別院に変えるべきです。


>ただそうすればかかりつけ医がなくなってしまうのではないか?

かかりつけ医は絶対に必要です。
かかりつけ医の選択が重要です。

病気の後始末だけではなく、一生の心身の健康を目指し、健全な歯を残すことを目標に宣言している歯科医院が安心かもしれません。


>継続した経過が見れずよくないのか?

その通りだからです。
一生を通して、経過を比較評価できる基礎的なスタート時点の検査データが重要だからです。
またスタート時点で、治療計画の方針が決まり、結果は大違いになるからです。


>かかりつけ医を信頼していないわけではありません。

専門家との連携は必要ですが、中心になって舵取りをする歯科医師の診断力を信頼できれば安心です。
また医療は科学の一つですから、信頼の根拠として科学的な歯科医療を考えているか、が目安となります。

科学的な歯科医療とは、誰が行っても同じ結果が得られることを目指しています。
学会ではすでに細かくガイドラインを出し、現代では歯科の大学教育ですでに行われています。

そのためには、診察に始まり、的確な診断が出る検査手順が決まっており、お互いに信頼を高められるインフオームド・コンセントへの段取りがあり、メインテナンスなど治療結果の評価方法も大学ではすでに教えられている、規定のプロセスがあるからです。


>ただ専門性の高い医院で治療を受けたいと思うのは患者側の勝手な言い分でしょうか?

求めるべきです。
かかりつけ歯科医師も専門性の高い医療を望んでいます。

ただし、できるだけオールマイティが理想ですが、一人の歯科医師だけでできるわけがないために専門医との連携が必要とされます。

医療として重要なことは、中心となる歯科医師には一生に渡る、また歯だけではない心身を含む全人的な診断力が必要です。
基本的には、目先の問題解決だけではなく、全体の見落としをしない総合力が必要であり、病気に追われたり追いかけるのでは無く、いわば人間ドックのごとく大きな健康を目標とする軸がぶれないことが重要です。

そのためには、できるだけ全体を網羅する知識量が絶対であり、また医療の実践力が伴い、それなりに経験があり、常に貪欲に増やしていく向上心が求められます。
科学は常に旧態依然では無く、変わり続け、進歩するからです。


治療技術にしても、歯科医師ごとに全く異なります。
ドライソケットについても、すでに診断方法は確立されており、簡単な基礎があれば誤診はほぼ無く、治療は痛みもほとんどなくすぐ終わり、その日のうちに痛みから解放されますから、実力差は明瞭です。

しかし、それ以外の歯科治療にも天地ほどの差がありますが、一般の方には、その差は全く気がつかないと思います。

治療を受けてからでは手遅れなことも出てきますから、ごく基本的な選択の知恵を手に入れることをこのサイトの提供者である田尾先生は提唱されていて、我々はそのお手伝いをしております。

歯科医療とは、果報は寝て待っていては絶対に手に入りません。
ダメージだけが溜まっていってしまいます。

今日も明日も来るチャンスは、今、知恵を持っている人だけがつかむことができるからです。
知識は宝です。
知っているととても得します。
なんでも相談してください。
2018-01-29 08:22:15

この相談の詳細情報
このページは歯チャンネル提供のリンク機能を使用して、原文より一部抜粋したものです。
全ての質問文と回答を見る際は、原文をお読みください。
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