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歯科相談Q&A

Q
私は、前歯6本が差し歯なのですが、変色して、黄色くなっています。とても気になります。
セラミッククラウンですと、変色しないと聞いたのですが、本当ですか?また、どれくらいもちますか?
差し歯の歯茎の部分が黒ずんでいるんですけれど、セラミッククラウンにすることによって、歯茎もピンクに戻りますか?先生、教えて下さい。

女性 23才

A
セラミッククラウンはほとんど変色しません。本当です。

セラミックはとても硬く色も形も長持ちしますが、欠けやすい、また、セラミックと噛み合う反対側の顎の歯が異常に磨り減ってしまう事もある、という欠点があります。

また、セラミック自体が長持ちしても口の中から外れてしまったり、支えている歯がまた虫歯や歯周病になって、根元が黒くなったり、歯の根がむき出しになったり、穴があいたりしたら、壊して取り替えるか、その根ごと抜かねばならない事があります。

つまり、長持ちするかどうかは、セラミックの場合、材料で決まる事は少なくて、自分の歯が長持ちするかどうかが、とても大切です。

初めから、必ず歯や歯茎の健康を意識した予防医療も含む、きちんとした正しい治療を受ければ、20年、30年と作り直さなくても良いはずです。

「差し歯の歯茎の部分が黒ずんでいる」 そうですが原因を考えなければなりません。

1.差歯の影響

2.支えている歯、又は歯の根の問題

虫歯がまたできた
神経を取ったために、年々黒ずんできた
歯の神経が後で死んでしまったために、変色してきた
治療の材料が腐食して、歯の根に染み込んできた
3.歯肉の問題

歯周病のために歯肉が黒ずんだ
治療するときに材料の削りくずを歯肉に刺青(いれずみ)のように埋めこんでしまった
その材料に問題があり、変色していった
以上の内、1.なら歯ピンク色に戻ります。
その他は、それだけではだめで、歯周病や虫歯の治療や、歯の根の漂白など他の治療もしなければならないか、最悪ならばもう元通りには戻りません。

原因を良く考えてから始めないと、また繰り返しになる事もあります。
そんなに何回も歯を削る事はできませんから、一生の間には、歯自体が残せなくなります。
歯というものは、気持ちの健康にも大きな影響があります。
きれいにするだけでは無く、歯を一生残すことも同時に考えたほうが将来の後悔は少なくなります。

健康を目指した根本的な治療では、将来の異常を予防するために、初めから、できるだけ、削らない、神経は抜かない計画をたて、清潔に、また、細心の注意を払って治療します。
くりかえしは危険を伴います。
病気や後始末は、もう終わりにする事を目標にされる事を勧めます。

一部だけに目をとらわれると危険です。
何が大切か、自分でわかるまで、良く相談してから治療を受ける事を勧めます。

できれば、その場の後始末だけではなく、一生楽しく暮らすために、歯肉や、気持ちも含めた、健口(けんこう)の意味を考えてみてください。

Q
先生、丁寧で、解りやすいご説明ありがとうございました。今、お世話になっている、歯医者で、審美歯科の質問をしたところ、サンライズクラウンを薦められました。審美歯科というと、どーしても、オールセラミッククラウンという、イメージしかなく、サンライズクラウンという名を知らなかった私は、電話で、先生にサンライズクラウンは、セラミッククラウンとどう違うのかと言うことを、聞きました。セラミックと同様、とても、よい、材質だと、おっしゃっておりました。

メールでは、セラミックの欠点などをのべていただきましたが、、サンライズクラウンの欠点も教えて下さい。

高いものを、いれるので、私も真剣です。

もちろん、今だけのことを、考えるのではなく、将来のことを、考えて、長持ちさせたいと思います。クラウンを入れる前に、その中の状態が、どうなのか、根っこの治療は成功しているのか歯肉の状態は、ベストなのか、を、調べるために、歯科人間ドックを申込ました。

その時は、いろいろ、聞きたいこともありますので、よろしくお願いします。

A
サンライズクラウンの欠点は余りありませんが、慣れていないところではその良さを十分出せず、きれいにならない事があります。
治療前に、メーカーから出している症例写真ばかりではなく、そこの医院で、実際に治療した症例の写真があれば見せていただければ、見通しが少し立ちやすいのではないでしょうか。