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歯料で脳梗塞予防〈2002.10.8掲載〉
パノラマレントゲンでアテローム発見

 歯科の定期検診で、脳硬塞を未然に防げる可能性がある。
 一般の歯科医院にも普及した、歯や顎全体の様子を診査できる歯科用パノラマレントゲン撮影装置。この装置を用いた撮影で、頚動脈の塞栓が映し出される可能性が報告された。
 代謝異常により、動脈内壁に沈着する脂肪でアテロームが形成される。これが血管壁からはがれて脳にいけば、脳内で塞栓症を起こす可能性がある。もしこれを歯科用パノラマレントゲン撮影で確認できれば、緊急対応が可能になり、発症を未然に防げる。
 米国歯科医師会誌にこの研究結果を発表したのはアーサー・フリードランダー医師。
エストロジェンレベルが低下するため、脳梗塞を発症しやすくなる閉経後の女性を被験者に選択。脳神経疾患および、これに関係が
ありそうな症状が全くない52人の老人女性を対象に、パノラマレントゲン撮影を実施し、レントゲンフィルムと一般病歴を検討した。
すると、なんと、31%にあたる16人の女性の頚部にアテロームを見つかった。
 フリードランド氏は「今回の被験者は皆、特に異常を訴えてはいませんでした。こうして発症の前に危険な状態を見つけることができるのは非常に幸運なことです」と話している。