術前のシミュレーション 大きな神経と動脈

インプラントとの位置を確認できます。 これで安全に治療できます

エックス線の照射時間をパルス発信によるコントロールで制御し、患者さまの検査時の被ばく線量を最小限に抑えます。実際の照射時間は、スタンダードスキャンでわずか4秒未満という短い時間で完了します。

撮影前のプレビュー機能により、再撮影のリスクを最小限に抑えることが可能です。適格に取得できるだけでなく、さらなる低被ばくにもつながります。

自在に動くエックス線の絞り機能により、関心領域を限定して撮影できます。この機能によって、被ばく線量をさらに減少できます。

術前のシミュレーション 骨密度

このCTスキャナーの優れている点は、骨密度が測定できることです。
画期的な機能です。

今までの歯科用CTではまったく不可能な機能でした。
これからは長寿社会に合わせて、骨粗鬆症への対策が必須です。

全身の骨密度だけではなく、歯周病があったり、抜歯後が長期間経っていたりすると、部分的な骨密度の低下が起きます。
骨密度が低い場所へのインプラントは、ふつうの場所よりもリスクが高まります。
それが治療前にシミュレーション検査で確認できます。

左下の、色分けされているところに表示されます。
H.U.というのは、骨密度の世界標準となる単位です。

CTスキャナーを開発したハンスフィールド博士の名前から作られました。
別名CT値とも言います。

一番左の色分けしている部分:
0を水のHU値と定め、
−1000を空気のHU値と定めた

2000〜3000は金属など非常に硬い部分
1000〜がとても硬い骨
0〜1000は柔らかい骨から、ふつうの骨、硬い骨

その右側にあるインプラントの形の表面の色により、インプラントに直接接触している肝心な骨の硬さがCT値として色分けされ、一目で分かるように一瞬で表示されます。

このまま3D画像として、回転させたり、傾けたり、移動させて、瞬時に色分けにより、骨密度が把握できます。

この症例では、インプラントの先端部分の骨は黄緑色を示しています。
つまり、とても硬い骨だと想像できます。

硬い骨の場合は、支える力は強いというメリットがありますが、削るときにオーバー・ヒートしてあとで痛くなる危険があります。
先端部分は、熱しないように、かつ、削るときの冷却を充分にすると成功する見込みが立ちます。

また先端以外は、黄色から赤色が薄く混じっています。
つまり骨の密度が薄くて、抜歯後の骨の治りが非常に良くないことが分かります。

このままではうまくいかない可能性があり、骨を移植するか、骨を作り出す光機能化治療が必要なことが分かります。

このように骨密度を測定することによって、治療前から成功する場所、骨とくっつき難い場所がはっきりと区別できます。

これでさらに安全に計画ができ、安心して治療できます

お口の状況によって、睡眠時無呼吸症候群も影響を受けます。
この機械では、喉の空気の通り道、気道の容積を分析することができます。
色分けされることで、空気の通りが良いかどうかが一目で分かります。

歯周病

後から覗いてみると、向かって左上に親不知があり、その根の形がはっきりと見えます。
これは根の周りの骨がすっかり無くなっている映像です。
お口の中では親不知の周りには肉があって根が植わっているように見えています。

CTによって、歯周病で溶けている骨の形もはっきりと見ることができます。