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取材記事

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赤ひげ健康相談

質問
高齢者でもインプラントは可能?
上下の歯とも奥歯はすべて入れ歯にしています。
しかし、年とともに歯茎がやせてきて、入れ歯の噛み合わせがよくありません。
ものを食べてもおいしく感じられません。
知人からインプラントをすすめられたのですが、高齢になっても可能なのでしょうか
(74歳・男性)

回答
「高齢者でも可能だがリスクや治療など十分な検討が必要です」

骨粗鬆症などであごの骨が極端にすくなっていたり、抜歯ができないようなからだの状態の人でなければ、多くの場合は高齢であってもインプラント治療が可能です。高齢になると持病がある人も多くなりますが、例えば心臓病や糖尿病を患っている人でも、コントロールの状態が良好であれば治療できます。

インプラントの長所は、
◎人工歯根を埋め込むので、よく噛め、違和感がない
◎他の歯に負担をかけない
◎正しいケアを行えば、他の治療方法に比べて最長42年長持ちする

一方、短所は、
◎手術を行うので、ほかの治療法と比べてリスクが高い
◎治療期間が長い
◎健康保険がきかず、治療費が高額になる
などです。

どのような治療にも良し悪しがありますから、歯を入れることでご自身がどのような生活を送りたいのか、目的を見極めて、納得できる治療を選択されるとよいでしょう。

インプラント治療の大まかな流れは、まず最初に口内の診察と検査をし、治療計画書や費用などの相談を十分に行ったうえで治療に入ります。

手術であごの骨にインプラントを埋め、歯を入れるまでに約2〜3ヶ月かかります。
入院の必要はなく、治療中も普通に食事ができます。

前にも触れたように、インプラントは患者さんのリスクが高い治療法ですから、技術と実績があり、信頼できる歯科医を選択することも大切です。複数の歯科医に意見を聞いてみるのも一つの手です。

インプラントとは?
インプラントとは、歯の根から作る治療です。あごの骨に穴を開けて、インプラントと呼ばれる人工的な歯の根を埋め込み、そこに差し歯をつけます。
歯が1、2本なくなったところにインプラントを埋めて差し歯をつけるもの、数本のインプラントを埋めて総入れ歯を装着するものなど、失った歯の数や骨の状態などで治療法も異なります。