痛みを感じてからでは遅い。健康な歯を守る“攻め”のケアを
(GRAN 2005年9月号 24ページより)


痛みを感じてからでは遅い。健康な歯を守る“攻め”のケアを
歯科とは「歯が痛くなった時に行って、削ってもらうところ」だと思い込んでいないだろうか。だが、「歯科人間ドック」を行っている丸の内健口センターは「削らない、抜かない」ためのケアを目指すクリニックだ。
「みんな年をとっても総入れ歯にはしたくない。それなのに妥協している」というのは、相良俊男院長。
「歯を削ったり抜いたりしなければならなくなるのは、痛みが我慢できなくなるまで治療しないから。自覚症状が出る前からきちんとチェックしておけば、治療の選択肢が増えて、自分の歯を残せる可能性も大きくなってくる。歯科ドックは、そうした?未病″の段階から始める予防歯科への入り口だと考えています」
例えば、別名?サイレントキラー″と呼ばれる歯周病。かかっても、はとんど自覚症状がないという。
「歯周病で痛みを感じた時にはもう末期だから、治療法に選択の余地がない」
歯科ドックで発見されるのは歯や歯茎の不調ばかりではない。口内のがんや、口内に初期症状が現れるさまざまな病気の早期発見にもつながるという。また、相良院長は「口の中を見れば、その人の健康状態がよくわかる」とも言う。
「血液がドロドロで脳溢血のリスクが高い人は歯茎を見るとわかる。虫歯が多くて噛む力が弱い人は、血圧が高いことが多い。 歯を治療することで噛む力が戻り、高血圧や高脂血症などの生活習慣病の改善につながることも少なくない」
歯の健康は体全体の健康につながっている。それが「歯科?人間″ドック」という名称の所以でもある。